只今、絶賛里親募集中のサイベリアンのサンタくん
里親募集の理由は膀胱結石が出来てご飯を療法食にしなくてはいけないから
たったそれだけ
お客さんからも人気だし、当の本人もお客さんが大好き
しかも穏やかで子猫の面倒もしっかうり見てくれる
言うことなしの本当にいい子です
なのになかなか里親が決まらないまま再度病院へ
まだ結石はあるので、血尿が出たり、頻尿になるのを抑える為に抗生剤の投与が必要なんです。
サンタくんにだけ療法食をあげる事は不可能な為、里親募集中である事を先生に伝えると
「じゃあお薬を試してみます」
「えっ お薬あるの
」
「あるなら早く言ってよ~(心の声)」
それは顆粒のお薬で、とても溶けにくいとか。
先生や看護師さんから与え方の説明を受けると
「少しずつお水を足していってお団子状にして与える」
「でも、美味しくないので大変」
「病院でも、一番与えにくいお薬だ」
的な事を延々聞かされ
もとい
教えて頂き、不安一杯で帰りました
そして、お薬の準備
少しずつお水を足すと
お団子状どころか、どんどん溶けていきます。
「あれ お水が多かったのかな
」
そう思っているうちに
「これって、このままシリンジで飲ませられるんじゃない」
って思うくらいに。
他の子にお薬を与える時にやるのと同じように少しチュールを混ぜてシリンジにいれました。
「これを吐き出さずに飲んでくれたらいいんだけど。。。」
まだ不安
そして、いざサンタくんへ
猫は(他の動物も一緒かもしれませんが)どうしても飲み込みたくない時はべぇ~と吐き出します
そうなったらもう二度と飲んでくれません
気合を入れてサンタを取り押さえながらお口へ入れると
今までの不安は何だったの
と、思う程すんなり飲んでくれました。
やった~
サンタがこのままお店に居れるかもしれない
でも一番の問題は、この薬を飲んで結石が少しでも消えているかどうか
それはお薬が無くなった10日後に分かります。
もし、少しでも消えていれば今後も飲み続けます。
結石が綺麗に無くなっても、療法食と同じで予防の意味でも服用していかなければいけません。
とりあえずは第一関門突破
と、いうところでしょうか。
これからもサンタくんを見守っていて下さいね