白玉ちゃんとキュートくんの子供
みたらしくん
ず~っとミルクしか飲まない
ミルクマン
理由ははっきりしないのですが、
口の中に潰瘍があり、それが原因かも
と先生からは言われていました
それが分かったのが2週間ほど前
それから抗生剤を飲ませていました
が
あまり良くなっている風でもなく
すると先週末頃から、お皿で飲んでいたのに
それも出来なくなっていました
また哺乳瓶に後戻り
きっと潰瘍が酷くなっているんだ
と思い病院へ
呼ばれて中へ入ると
担当の先生の横に腕組をしてこちらを見ている
医院長先生
ラッキー
やっぱり医院長先生が一番安心です
みたらしくんの口を無理矢理開けて
「○✕△□があるね」
「ん?」
すると担当の先生が
「○✕△□です」
「え?」
「○✕△□です」
「え?」
私には何て言っているのかサッパリ
「潰瘍があるので、唾液が溜まってしまって腫れているんです」
と嚙み砕いて説明して下さいました
後から領収書を見たら
「ガマ腫」と書いてありました
医院長先生「手術だよ」
「え~」
医院長先生は、そのままどこかえ消えて行きました
「手術という事は麻酔するんですよね」
「はい。そうです」
うろたえる私
予約を取って手術をするのかと思ったら
いつも間にか戻って来た医院長先生「今するんだよ」
「え~」
さらにうろたえる私
今、ここで麻酔して手術するの~
準備を始める担当の先生
準備が終わると
サッと来て麻酔を打つ
医院長先生
「良かった~医院長先生がやってくれるんだ
」
(担当の先生、ごめんなさい)
だんだんぐったりしていくみたらしくん
頭をナデナデして「大丈夫だよ」
と眠るまで声をかけます
手術が始まると
足りないものがあったようで、叫ぶ医院長先生
誰も来ない
すると、隣にいた副院長がサッと来て手伝います
超ラッキー
医院長先生の執刀に副医院長先生の助手
これ以上の安心はありません
さすが医院長先生
手際よく進み、あっという間に手術は終わりました
担当の先生から「帰る頃には起きるでしょう」
と言われました。
その日はチャーミーちゃんとだんごちゃんも連れて行っていました
みたらしくんが一番最初
チャーミーちゃんはワクチン
だんごちゃんはマイクロチップ
それでも起きないみたらしくん
心配になり
「まだ起きないんですけど」
「もうちょっとしたら起きますよ」
そう言われ、
待合いで会計待ち
全然起きる気配がないみたらしくん
「生きてる」
どんどん心配になる私
人間でも、麻酔のかかり過ぎで亡くなる事があると聞いた事があります
ましてやこんなに小さい猫
絶対大丈夫なの
心配しながらも、「麻酔を打ったのも医院長先生。ミスするハズがない」
と自分に言い聞かせます
今、これを読んでいるみなさん
「大袈裟な~」
と思っているかもしれません
でも、その時の私は本当に心配で心配で
あまりにもぐっすり寝ていて息しているのか分からなくなるほど
お会計が終わっても、まだ起きないみたらしくん
今度は看護師さんに「まだ起きないんですけど」
と聞いてみます
看護師さんは
「猫は大丈夫です。麻酔は犬の方が心配なんです。犬は起きるまで誰かが付いていますが、猫は直ぐにお部屋に入れるんです」
そう聞いて少しだけ落ち着きました
そして「麻酔から覚めたら、暴れるかもしれないので気を付けて下さい」
と言われました
いつもなら車の後ろに載せる猫たち
でも、この時だけはみたらしくんを助手席へ
様子を見ながら運転していると
激しく動きだすキャリーバッグ
「起きたんだ」
「みたらしくん起きた頑張ったね
帰ろうね
」
と声をかけます
幸い激しく動いたのは2~3回程
直ぐに落ち着いてくれました
お店に着いた頃にはいつものみたらしくんに戻っていました
この時やっと手術が終わった心境でした
問題は今度のみたらしくん
今のところ、まだミルクですがお皿から飲んでいます
ミルクから卒業する日も近い
のか
今日はたくさんお客さんに遊んでもらったみたらしくん
お店存続の為、募金をお願いしています。
振込先
三菱UFJ銀行
池田支店
普通5392851
ホッタ ジュンコ
どうぞよろしくお願いします